昔買った未開封化粧品の寿命は?3年ルールの真相と劣化の見分け方

昔買った未開封化粧品の寿命は?3年ルールの真相と劣化の見分け方

昔買った未開封化粧品の寿命は?3年ルールの真相と劣化の見分け方の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。

未開封化粧品を3年間安全に保つ大前提となるのが、「適切な保管環境」です。化粧品にとっての最大の敵は「直射日光(紫外線)」「高温多湿」「激しい温度変化」の3点です。

多くの人がやりがちな保管場所の失敗として、日当たりの良い窓辺のドレッサー、浴室に隣接した洗面台のキャビネット、暖房器具の熱が届くクローゼットの上段が挙げられます。湿度が80%を超える洗面所では未開封の外箱にカビが発生しやすく、夏場に室温が35度を超える締め切った部屋では、未開封ボトル内部の成分分解が一気に加速します。

また、「長持ちさせたいから」と何でも冷蔵庫に入れる保管方法にも注意が必要です。冷温保存が明記された特定の生コスメを除き、一般的な化粧品を冷蔵庫に入れると、出し入れの際の急激な温度差によって容器内部に「結露」が生じます。この結露水が乳化を破壊し、カビの発生源となる逆効果を招くため、風通しの良い直射日光の当たらない常温の冷暗所(15〜25度前後)に保管するのがベストプラクティスです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。