東ブクロ(本名:東口宜隆)のスキャンダル史において、芸能界および世間に最大の衝撃を与えた事案は大きく分けて2つ存在します。それぞれの事案は性質が異なりながらも、彼のタレントイメージを決定づける契機となりました。
1. 2013年:先輩芸人の妻との不倫騒動
2013年、お笑いトリオ「鬼ヶ島」の和田貴志の元妻(当時)との不倫関係が週刊誌によって報じられました。単なる不貞行為にとどまらず、「先輩芸人の妻」という芸人間の関係性において最もタブー視される一線を越えたことで、お笑い界全体に激震が走りました。
この一件により、民放キー局をはじめとするテレビ番組への出演は事実上不可能となり、業界内での信用は失墜。後に和田本人との直接的な和解やバラエティ番組での共演による清算の場が設けられたものの、芸人人生を根底から揺るがす致命傷となりました。
2. 2021年:一般女性との妊娠・交際トラブル報道
2021年4月、週刊誌『デイリー新潮』により、一般女性Aさんとの間に生じた妊娠および交際を巡るトラブルが報じられました。報道によると、結婚や認知を巡る双方の認識の齟齬が表面化し、SNSやネット掲示板を中心に批判が殺到。さらに同年には別の女性Bさんとの同様のトラブルも相次いで報じられる事態へと発展しました。
所属事務所「ザ・森東」の代表取締役社長である相方・森田哲矢は即座にメディアやラジオ番組を通じて謝罪し、事実関係を認めた上で誠心誠意の対応を行う旨を公表しました。一般社会的なモラルが厳しく問われるコンプライアンス全盛の時代において、2度目の大型スキャンダルは極めて危険な局面を招きました。