コンマリ流の縦置き収納を実践する際、多くの人がつまずくのが「引き出しの中でどう配置するか」という問題だ。以下に整理収納のプロが推奨する2026年版のセットアップ手順を示す。
STEP 1:全部出してリセットする
まず引き出しの中身をすべて出す。この「一度リセットする」という行為が、収納の再設計には欠かせない最初のステップだ。出したTシャツを全て床や台の上に広げ、現状の枚数を把握する。
STEP 2:カテゴリ分けをする
色別(ホワイト系、ダーク系、カラー系)または用途別(カジュアル、スポーツ、部屋着)にグループ分けする。この段階で「そもそも1年以上着ていないTシャツ」を見つけ出し、処分または寄付の候補として分ける。
STEP 3:縦置きたたみで統一する
次に全てのTシャツをコンマリ流の縦置きたたみに統一する。背面が持ち上がるような自立性のある形に仕上げられれば成功のサインだ。
STEP 4:仕切りを使って立てて並べる
100円ショップのファイルボックスや仕切りスタンドを活用して、たたんだTシャツを本棚のように立てて並べる。カテゴリごとにブロックを分けると、取り出しやすさが格段に向上する。
STEP 5:手前から「よく使う順」に並べる
引き出しを開けたときに手前にある服ほど取り出しやすい。季節やよく着る頻度を考慮して手前から奥へと配置する。夏場は半袖Tシャツを手前、長袖を奥にするなどの季節ゾーニングが有効だ。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
コンマリ流縦置き収納は非常に優れた方法だが、全員に当てはまるわけではない。
縦置き収納が特に向いている人:
Tシャツを10枚以上所有している人、引き出しが複数ある人、「どこに何があるかわからない」という悩みを持つ人、家族と収納スペースを共有している人——こうした条件に当てはまるなら、縦置き収納への移行は明らかに効果的だ。
慎重になるべき人・向いていない人:
引き出しの深さが10cm未満と非常に浅い場合や、Tシャツの枚数が5枚以下の場合は、縦置きのセットアップコストが効果を上回る可能性がある。また、衣替えの概念がなく四季を通じて全シャツをアクセス可能にしている場合は、クローゼットへのハンガー収納の方がシンプルで使いやすいこともある。