国内の公的機関や専門組織も、この栄養豊富な種実に視線を注いでいる。持続可能な食料資源や国産農産物の高付加価値化を推進する農林水産省の取り組みの中で、地域資源を活かした和製ナッツや林産物の活用に関心が集まっている。輸入依存度の高い現状に対し、国内での採取・加工技術の確立に向けた模索も始まっている。
一方、人々の栄養改善を担う日本栄養士会の専門家たちも、普段の食事に手軽にプラスできる栄養密度補給源として注目する。塩分や糖質を増やさずに必須脂質やミネラルを補えるため、高齢者のフレイル予防や若年女性の偏食対策としても推奨される機会が増えている。