新プロジェクトの配役を語る上で欠かせないのが、これまで銀色のコンバットスーツを纏ってきた歴代主演俳優たちの現在地です。彼らが築き上げた圧倒的な存在感こそが、後継者選びにおける最大のハードルであり、指針となっています。
1982年に初代・一条寺烈を演じ、特撮史に不滅の金字塔を打ち立てた大葉健二氏。ジャパン・アクション・クラブ(JAC)の屋台骨として、スタントマンなしで数々の危険なアクションをこなしたその姿は、今なお世界中のファンから神格化されています。大葉氏は2018年に脳出血で倒れ、一時は生死の境をさまよいましたが、その後は故郷である愛媛県松山市にて不屈の闘志でリハビリを継続。関係者が公開した近影や温かい肉声メッセージでは、往年の闘志を失わない力強い眼差しを見せ、多くのファンに勇気を与え続けています。新プロジェクトにおいて大葉氏本人の本格アクション復帰は現実的ではないものの、精神的支柱としての特別出演や声の出演を望む声は絶えません。
そして2012年の映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で2代目・十文字撃を演じた石垣佑磨氏。大葉氏から直々に「魂」を継承された石垣氏は、テコンドーをはじめとする格闘技のバックボーンを活かし、泥臭くも力強いアクションで新たなギャバン像を確立しました。現在も俳優・タレントとして幅広く活動する傍ら、後進の育成やアクション指導、特撮イベントへの積極的な登壇を続けています。SNSやインタビューでも「いつでも蒸着する準備はできている」と公言するほどギャバンへの忠誠心は高く、新プロジェクトが動くのであれば、教官役や頼れる先輩刑事としての参戦が最も現実的かつ熱狂を生む一手と見なされています。