天然竹の四つ目垣を美しく保つためには、日頃のこまやかな手入れと定期的な補修が欠かせません。
天然竹の大敵は地面からの湿気と日陰の滞留水です。柱の埋め込み部分には防腐塗料(キシラデコール等の木部保護塗料クリアタイプ)を塗布するか、地面に接する部分だけ焼き加工を施しておくと、腐朽の進行を大幅に遅らせることができます。
また、紫外線や雨風によって棕櫚縄が切れたり緩んだりした場合は、交差点ごとに部分的な「巻き直し」を行うだけで全体の強度が劇的に回復します。格子の一部分だけが割れた際も、該当する立子だけを抜き取って新しい竹に差し替え、男結びをやり直すだけで修繕が完了する点も四つ目垣の優れたメンテナンス性です。