メディア業界全体のデジタル移行や経営環境の激変が叫ばれる現在でも、共同通信の待遇と就職難易度はトップクラスの座を維持しています。採用市場におけるリアルなデータを見ていきましょう。
給与水準は極めて高く、平均年収は1,000万〜1,200万円程度と推計されています。20代後半で年収700万〜800万円に達し、30代中盤で1,000万円の大台を突破するケースが一般的です。激務に見合う高額な時間外手当や宿直手当、充実した海外勤務手当が支給されるため、日本の給与所得者全体の中でも最上位クラスの待遇が保証されています。
その分、就職難易度はマスコミ界屈指の最難関です。毎年の採用人数は全職種を合わせても数十名程度にとどまり、東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学をはじめとする最難関大学の出身者が大半を占めます。選考では極めて高度な時事論文、英語力、過酷な状況でも物怖じしない胆力とコミュニケーション能力が問われます。近年ではデータジャーナリズムやデジタル配信に対応できる論理的思考力も強く求められるようになっています。