世界会議(レヴェリー)において、天竜人チャルロス聖による拉致未遂という卑劣な危機を乗り越え、父ネプチューン国王や兄たちと共に無事リュウグウ王国へと帰還したしらほし。しかし、海底1万メートルで平穏を取り戻したかに見えた魚人島に、最終章最大の激震が迫っています。
最大の火種は、ワノ国で古代兵器プルトンの情報を盗み聞きし、魚人島でしらほしの正体を知ったカリブーの動向です。カリブーは敬愛する「あの人」こと黒ひげマーシャル・D・ティーチに対し、古代兵器の情報を手土産として差し出す計画を企てています。もしティーチの魔の手がリュウグウ王国に伸びた場合、海底の楽園は未曾有の戦禍に巻き込まれることは避けられません。
さらに、ベガパンクの暴露した「迫り来る海面上昇」という地殻変動のカウントダウン。世界が水没していく運命にあるならば、魚人島民を乗せて地上を目指す「ノアの出航」は、もはや遠い未来の神話ではなく、直近に迫った絶対的生存戦略となります。ルフィとしらほしが交わした約束が果たされ、海王類たちが巨大な箱舟を引いてマリージョアの真下を通過する時、世界の歴史は真の夜明けを迎えることになるでしょう。