長崎市内にはトルコライスを提供する店舗が100軒以上存在します。伝統を守り続ける老舗から、圧倒的な組み合わせ数を誇る専門店、新幹線利用時に立ち寄りやすい駅近スポットまで、主要な名店を客観データとともに比較検証します。
歴史の重みを感じる老舗「ツル茶ん」と多様性の極致「ニッキー・アースティン」
長崎のトルコライス文化を語る上で欠かせないのが、大正14(1925)年創業の「ツル茶ん」です。創業者の意志を受け継ぎ、思案橋の風情ある建物で提供される「昔ながらのトルコライス」は、バターライスの香ばしさと、程よい酸味のナポリタン、肉厚でサクッと揚がった豚カツに濃厚なカレー風味ソースが絡む逸品。食後に提供されるシャリシャリとした独特の食感を持つ「長崎風ミルクセーキ」とのセットは、旅の鉄板コースです。
一方、地元リピーターの熱烈な支持を集めるのが「ニッキー・アースティン」です。メニューブックには数字とアルファベットがびっしりと並び、その数は180種類を超えます。ライスひとつ取っても「ドライカレー」「ケチャップライス」「チキンピラフ」から選べ、フライもポークカツ、煮込みチキンカツ、エビフライ、ハンバーグなど多彩。手作りのホワイトソースやデミグラスソースのクオリティも極めて高く、何度通っても飽きない探求の楽しみを提供してくれます。