人差し指が突出している足型を適切に保護しないまま歩行を続けると、足指の骨格変形や神経障害を誘発するリスクが高まります。特に注意すべき2大トラブルが「ハンマートゥ」と「モートン病」です。
【ハンマートゥ(槌指症)】
靴の先端に人差し指が常に押し付けられることで、指の関節が「く」の字に曲がったまま硬直してしまう状態です。曲がった関節の頂点が靴の内側に擦れてタコやウオノメが形成され、歩行時に強い痛みを伴うようになります。
【モートン病(足指の神経障害)】
第2・第3趾間、または第3・第4趾間の足底を通る神経が中足骨の間で圧迫され、神経腫が生じる病態です。つま先立ちやつま先が細い靴を履いた際に、「足の指先にかけてピリピリとした痺れが走る」「焼けるような灼熱感がある」といった症状が現れます。
第2中足骨が長いギリシャ型は、歩行時に本来親指が受けるべき地面からの反力を人差し指の付け根で過剰に受けてしまうため、足底の前方中央部に強い衝撃が集中し、中足骨骨頭痛を引き起こしやすい構造的弱点を持っています。