電波環境を改善するために壁の高い位置へ設置したくても、賃貸マンションやアパートでは「壁にネジ留めして大きな穴を開けられない」という退去時の原状回復トラブルが頭をよぎります。しかし、現在のDIYパーツを活用すれば、画鋲程度の極小穴、あるいは完全ノーダメージでルーターを強固に壁掛けすることが可能です。
最も信頼性が高いのは、「石膏ボード専用の極細クロスピン(マジッククロス8やハイパーフックかけまくりなど)」を使用する手法です。針が壁の中でクロスして広がる特殊構造により、わずか0.5mm前後の極細ピン数本で静止耐荷重5kg〜7kgを支える強度を実現します。ピンを抜いた後の穴は画鋲より小さく、市販の「クロスパテ」や白いティッシュを軽く詰めるだけで目視では判別不能なレベルまで修復できます。
さらに壁を完全に傷つけたくない場合は、「コマンドフック(キレイにはがせる粘着タブ)」の耐荷重強化タイプをルーター背面の専用ホルダーと組み合わせる選択肢もあります。ただし、壁紙の材質(凹凸のあるビニールクロスや撥水加工クロス)によっては粘着力が落ちて落下する危険があるため、荷重計算と設置面の脱脂清掃は抜かりなく行いましょう。