ドラッグストアのヘアオイルを使って「サロン帰りの束感」を作るための、朝のスタイリングステップを解説します。ベタつきを回避し、清潔感のあるウェット感を作るための鍵は塗布量と塗布順序にあります。
まず、ボトルのプッシュ数に細心の注意を払ってください。ミディアムヘアの場合、最初はわずか「1〜2滴(1プッシュ弱)」からスタートします。足りなければ後から足せますが、つけすぎたオイルを取り除くことはできません。
ステップ1:手のひらと指の間に完全に伸ばす
オイルを手のひらに出したら、両手を擦り合わせ、手のひら全体だけでなく指の間まで透明な膜を作るように薄く均一に広げます。手のひらに液だまりがある状態で髪に触れると、部分的に過剰な油分が付着してムラの原因になります。
ステップ2:毛先の内側から中間へ馴染ませる
髪の表面から手を下ろすのは厳禁です。まずは後頭部や襟足の「内側・毛先」に手ぐしを通すように揉み込みます。最も毛量が多く、乾燥しやすい部分から油分を吸わせていくのが鉄則です。
ステップ3:残ったわずかな油分で表面と前髪を整える
手のひらに残った微量のオイルを使って、髪の表面を優しくなでるように滑らせてツヤを出します。最後に、指先に残ったわずかな油分だけで、前髪の毛先を数本ずつつまむようにして束感を作ります。根元付近には絶対にオイルをつけないことが、清潔感を保つ最大の秘訣です。
なお、ショートカットやボブスタイルで「毛先の立ち上がりや動きも同時にキープしたい」という場合は、オイル単体ではなくヘアバームとの併用や使い分けが効果的です。オイルが「ツヤとしなやかな面」を作るのに対し、バームはミツロウなどのワックス成分を含むため「束のキープ力と適度な空気感」を付与できます。