2026年を迎えた現在、原田大二郎(1944年4月5日生まれ・山口県出身)は81歳を超えていますが、その表現力と声量は衰えを知りません。近年の活動の中核を成しているのが、自ら主宰・出演を重ねる朗読劇と小劇場舞台の全国巡演です。
単なる「本を読み聞かせる朗読」にとどまらず、身体全体から発せられる熱量と豊かな日本語の響きで観客を圧倒する独自のリーディングシアターを展開。小泉八雲の怪談文学や名作戯曲、詩の朗読などを通じ、地方自治体の文化ホールや歴史的建造物などで精力的な公演を継続しています。
また、母校である明治大学の客員教授として長年教鞭を執り、学生たちに演劇論や言葉によるコミュニケーションの神髄を直接伝授してきた経歴も持ちます。教育者としても熱いスピリットを注ぎ込んできた原田は、現在も若い表現者や演劇人たちにとって「生きた伝説」として仰がれる存在です。テレビのワイドショーや地上波ドラマの露出こそ選び抜いているものの、表現者としての活動密度は今なお極めて高い水準を維持しています。