三島一八という男の歴史を語る上で欠かせないのが、実父・三島平八との常軌を逸した親子喧嘩の歴史です。その発端は、一八がわずか5歳の頃。平八によって「我が子に三島の後継者たる資格があるか」を試すため、底知れぬ断崖絶壁へと投げ落とされた事件に遡ります。
死の淵に立たされた一八は、自らの内に眠るデビルと契約を交わすことで奇跡的に生還。初代『鉄拳』の大会で平八を打ち破り、同じ崖から父を投げ落として復讐を果たします。しかし、『鉄拳2』のラストで復活した平八に敗北した一八は、煮えたぎる火口へ投げ込まれて肉体を焼失。公式に一度「死亡」した扱いとなりました。
この死亡理由を覆したのが、新興バイオテクノロジー企業「G社」の存在です。G社は火口から一八の遺体を回収し、最先端の遺伝子技術を用いて彼を蘇生させました。息を吹き返した一八は、自らを実験材料としながらデビルの力を完全にコントロールする術を体得。『鉄拳7』の溶岩決戦ではついに宿敵・平八を素手で殴り殺し、火口へ投げ落として因縁に終止符を打ったはずでした。しかし、DLCによる平八の奇跡的な再復活も相まって、この血族の呪縛はファンの間で今なお熱く語り継がれています。