結論からお伝えすると、ご祈祷料を納める封筒として白封筒を使用しても失礼にはあたりません。神社やお寺の社務所・寺務所では、華美な飾りよりも真心を込めて丁寧に納める姿勢が重んじられるためです。
ただし、白封筒を使用する際には守るべきルールがあります。日常で使う手紙用のものではなく、表面に赤い郵便番号枠が印刷されていない「無地の白封筒」を選びましょう。封筒の構造も、不幸事を連想させる二重封筒(不幸が重なるという意味を嫌うため)を避け、1枚仕立ての奉書封筒や和紙の封筒を用意するのが理想的です。
では、水引のついた「のし袋」と白封筒はどのように使い分けるのが適切なのでしょうか。明確な線引きは神社仏閣ごとに多少異なりますが、ひとつの目安となるのが包む金額です。5,000円程度までの一般的な祈祷であれば白封筒でも十分に礼儀にかなっていますが、1万円を超える金額を納める場合は、紅白の水引がついたのし袋を選ぶと格調高く丁寧な印象を与えられます。