高校卒業後、お笑い芸人を目指して故郷の下関を飛び出し上京した田村淳。しかし、成功への道筋は決して平坦ではなかった。東京という大都市で居場所を探しながら、自身の才能を試す日々が続く。
転機となったのは、相方である田村亮との出会いだった。同姓でありながら血縁関係のない二人が運命的に出会い、1993年に「ロンドンブーツ1号2号」を結成。吉本興業に所属すると、型破りなスタイルと鋭いトーク力ですぐに注目を集めた。髪を赤や金に染め上げて暴れ回る淳と、温厚なボケ役の亮。下関で培った物怖じしない度胸は、東京の芸能界という激流の中でも異彩を放ち、あっという間に若者のカリスマへと駆け上がっていった。