日本酒と焼酎の決定的な違いとは?度数・糖質・太りやすさと二日酔いの真相

日本酒と焼酎の決定的な違いとは?度数・糖質・太りやすさと二日酔いの真相

日本酒と焼酎の決定的な違いとは?度数・糖質・太りやすさと二日酔いの真相について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

ネット上の情報や酒席の会話には、科学的に正しくない思い込みが散見されます。代表的な2つの盲点を是正しておきましょう。

一つ目は「日本酒=悪酔いする悪者」という極端な誤解です。日本酒の悪酔いイメージの多くは、昭和の高度経済成長期に大量流通した安価な三倍増醸酒(糖類や酸味料を大量添加した粗悪な酒)の記憶や、冷酒の口当たりの良さに任せて短時間で大量に飲み干してしまう飲酒ペースに原因があります。現代の丁寧に醸造された純米酒や吟醸酒を適量、和らぎ水とともにゆっくり味わう限り、過剰な悪酔いを招くことはありません。

二つ目は「焼酎の緑茶割りやウーロン割りなら無限に飲んでも太らない」という盲点です。糖質はゼロであっても、前述の通りアルコールそのものの分解に伴い体内の基礎代謝経路は専有されます。さらに、アルコールによる食欲増進ホルモン(グレリン)の分泌により、シメのラーメンや揚げ物への欲求が抑えられなくなれば、日本酒を適量嗜むよりも遥かに深刻なカロリー過多を招きます。

【プロの結論】日本酒が向いている人・焼酎を選ぶべき人の判断基準

日々の晩酌や外食時において、どちらを選ぶべきかの明確な判断基準は以下の通りです。

【日本酒を選ぶべき人・シーン】
・和食の繊細な出汁(ダシ)や、白身魚の刺身、寿司のシャリとのマリアージュを最高レベルで楽しみたいとき
・醸造所ごとの米の旨味、酵母の華やかなアロマ、季節ごとの風味の移ろいをじっくり味わいたいとき
・短時間で食事を終え、1〜2杯の満足感を重視するスタイルを好む人

【焼酎(本格焼酎)を選ぶべき人・シーン】
・現在進行形で糖質制限ダイエットを行っている、または尿酸値・痛風を警戒している人
・翌朝早くから仕事や運動の予定があり、残酒感や二日酔いリスクを最小限に抑えたいとき
・お湯割り、水割り、炭酸割りなど、その日の気温や体調に合わせて度数を自由にコントロールして長く楽しみたい人

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。