一方で、時間を1秒も無駄にしたくない「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する層からも、トイレのカレンダーは熱い視線を浴びている。ただし、彼らが選ぶのは普通のカレンダーではない。1日1単語を覚える語学カレンダーや、歴史の出来事が書かれた日めくりカレンダーだ。
「スマホでニュースを見ると、ついつい関係ない動画まで見て10分以上経ってしまう。でも、壁のカレンダーなら1分で完結する」と、ある大学生は話す。強制的に制限時間が発生するトイレだからこそ、集中力が研ぎ澄まされる。超効率的なインプットの場として、個室の壁が再定義されている。