高校野球ファンの間では、甲子園現地やテレビ観戦、そして速報アプリの間でどのような「体感ギャップ」が語られているのでしょうか。SNS上のコミュニティや高校野球ファンの生の声、そして甲子園球場バックネット裏での現地取材から見えてきたリアルな検証結果をまとめました。
球場現地での観戦ファンからは、次のような実情が報告されています。
「甲子園のアルプススタンドで応援していると、球場のスコアボードでは球種や細かいコースが分からない。手元のスマホでスポーツナビの一球速報を開き、現地観戦の迫力と画面のデータ解析を同時に味わうのが今やファンの常識になっている」(現地観戦歴15年のファン)
一方、テレビ中継や動画配信を視聴しているユーザーからは、「速報の早さゆえのネタバレ現象」に対する注意喚起も目立ちます。
「地上波テレビ中継やネットのライブ配信には、どうしても数秒から十数秒の遅延(タイムラグ)が生じる。グループLINEやX(旧Twitter)を開いていると、配信映像で投手が投げる前に『〇〇高校逆転サヨナラ!』という一球速報のプッシュ通知が届いてしまうことがある」(ネット観戦ユーザーの証言)
こうしたタイムラグによるネタバレを防ぐため、熱狂的なファンの間では「映像に集中するときは通知をオフにし、仕事中や移動中のみプッシュ通知を全開にする」という使い分けが定着しています。