結論から言えば、スリーエムが展開する「壁紙用」コマンドタブを正しく使用している限り、賃貸住宅の一般的な壁紙が破れるリスクは極めて低く抑えられています。それにもかかわらず「壁紙が破れた」という失敗談が後を絶たない背景には、製品の選び間違いと取り扱い上のミスという明確な原因が存在します。
コマンドタブには、プラスチックや金属などの平滑面を対象とした「レギュラータイプ」と、凹凸のあるクロスに対応した「壁紙用」の2種類が明確に分かれています。粘着力の強いレギュラータイプを凹凸のある紙クロスやビニールクロスに貼ってしまうと、剥がす際にクロス表面の薄層を巻き込んで剥離してしまう事故につながります。
賃貸物件の原状回復義務において、壁紙の破損は借主負担となるケースが一般的です。壁に穴を開けずにフックやポスターを設置したい場合は、まずパッケージに「壁紙用」と明記されているかを必ず確認しなければなりません。