SNSや知恵袋等のコミュニティ上では、「退職してから2ヶ月経つのに退職金が振り込まれない」「会社が請求書を受理してくれない」という切実な声が数多く寄せられています。厚生労働省のモデル就業規則や民間企業の統計データによると、退職金支給日いつになるのかは各企業の就業規則によって異なりますが、一般的には「退職日後1ヶ月〜3ヶ月以内」が多数派を占めます。
公的共済である中退共の場合、書類受理から振り込み完了まで通常約3週間〜1ヶ月半を要します。退職後すぐにまとまった生活資金が必要な方は、タイムラグを想定した資金計画が欠かせません。
さらに見落としてはならないのが退職金請求期限時効です。労働基準法第115条の規定により、退職金の請求権は「退職の翌日から5年間」を行使しないと時効により消滅します。万が一、会社側の手違いや倒産等で支払いが滞っている場合は、内容証明郵便の送付など速やかな権利保全手続きが求められます。