野津田競技場(町田市立陸上競技場)は、ゼルビアのJリーグ昇格やステップアップとともに大規模な改修工事を重ねてきました。J1基準のスタジアム要件を満たすために増築工事が進められ、現在では収容人数約15,300人規模のキャパシティを誇る堂々たるスタジアムへと生まれ変わっています。
陸上トラックを備えた競技場であるものの、新たに建設されたバックスタンドおよびメインスタンドは傾斜がしっかりと確保されており、ピッチ全体を俯瞰しやすい構造です。特にメインスタンド上層階やバックスタンド中央寄りの座席からは、ピッチ上の戦術的な動きや選手同士のコンタクトがクリアに把握できます。
ゴール裏スタンドはピッチとの距離がややあるものの、屋根の設置エリアが広がったことで雨天時の観戦環境も大幅に向上しました。緑の山々に包まれたオープンエアなスタジアム特有の開放感と、スタンドの一体感が生み出すダイナミックな音響効果は、新旧スタンドの調和が生んだ大きな魅力です。