意図的な不正ではなく、家族で外出する際に「子供のSuicaと自分のSuicaを取り違えてタッチしてしまった」というトラブルも日常的に発生しています。大人が誤って小児用ICカードをタッチした場合、前述の通り改札機は警告音とランプで反応します。
万が一、誤タッチに気づいた場合の正しい対処手順は以下の通りです。
1. その場から立ち去らず、すぐに有人改札の駅員へ申し出る
ゲートを通過してそのまま足早に立ち去ってしまうと、監視カメラや駅員からは「故意の不正乗車」と判断されてしまいます。異変に気づいた時点ですぐに窓口の駅員に声をかけることが不可欠です。
2. 事情を説明し、大人用の正規運賃で精算処理を受ける
「子供のカードを誤ってタッチしてしまった」と自己申告すれば、駅員が端末で入場記録の取り消しや大人運賃への差額精算を行ってくれます。過失による誤タッチであることが確認できれば、3倍の増運賃などのペナルティが科されることはありません。
3. カードの見た目を区別できるよう対策を講じる
小児用ICカードには表面に「小」の文字が印字されていますが、パスケースに入れていると見落としがちです。カードケースの色を変える、目印のシールを貼るなど、物理的な取り違えを防ぐ工夫をしておくことが推奨されます。