ベンドラメ礼生の名が日本全国のバスケットボール関係者に鮮烈に刻まれたのは、宮崎県の強豪・延岡学園高校時代でした。2011年の高校3年次、キャプテンとしてチームを牽引したベンドラメは、インターハイ、国体、そしてウインターカップをすべて制覇し、男子史上屈指の「高校3冠」を成し遂げました。
特にウインターカップ決勝戦で見せた冷静沈着なゲームメイクと勝負どころでのアタックは、現在でも語り草となる伝説の一戦です。どんな劣勢に立たされても表情を崩さず、勝利への最短ルートを瞬時に判断するメンタリティは、この過酷な高校時代に徹底して磨かれました。
その後進学した名門・東海大学でも、名将・陸川章監督のもとでその才能をさらに開花させます。フィジカルトレーニングと組織的なチームディフェンスを叩き込まれ、インカレ(全日本大学バスケットボール選手権大会)制覇や最優秀選手賞(MVP)を獲得。学生バスケ界の頂点を極めた経験が、Bリーグ開幕以降も第一線で戦い続けるための強固な土台となっています。