ファンが最も気になるのは「結局どのアプリ・サイトが一番早いのか」という点だろう。現地での同時検証を行った結果、テキスト一球速報の伝達スピードにおいて群を抜いていたのは、朝日新聞デジタルと朝日放送(ABC)が共同運営する「バーチャル高校野球」だ。現地報道陣の打ち込みデータと球場内自動センサーの連携がシームレスに行われており、審判の手が挙がった瞬間にストライク・ボールの判定が画面に躍り出る。
一方、LINEヤフーが展開する「スポーツナビ」は、UI(操作画面)の使いやすさとデータ量の多さで圧倒的な支持を集める。グラウンド上の打球飛向や野手のポジショニングが3Dアニメーションで即座に再現されるため、音声を出せない仕事中や移動中でも試合展開が手に取るようにわかる。映像の滑らかさとリアルタイム性の総合力では「バーチャル高校野球」、ビジュアルでの分かりやすさでは「スポーツナビ」と、用途に応じた使い分けが今夏のトレンドだ。