Q1:ウサイン・ボルトは毎日どれくらい練習していたのですか?
現役時代は1日約3〜4時間、週5〜6日の集中型トレーニングを行っていました。トラックでのスプリント走やブロック練習に約90分〜2時間、ジムでのウエイトおよび体幹スタビライゼーションに約60〜90分を充て、量より質と爆発的出力の維持を徹底していました。
Q2:ボルトのスクワット重量はどれくらいでしたか?
側弯症を抱えていたため、マックス重量(1RM)を競うような挙上は避け、通常セットでは140kg〜165kg程度を扱い、下降局面のコントロールと立ち上がりの爆発的速度(速度基準トレーニング)を最重要視していました。
Q3:側弯症でも足が速くなることは可能ですか?
可能です。ボルト氏の事例が証明するように、背骨の湾曲そのものを無理に矯正するだけでなく、周囲の体幹筋群・大殿筋・深層外腹斜筋を強靭に鍛えて体軸を安定させることで、アンバランスな骨格を推進力へと転換させることが可能です。
Q4:ボルトが引退した理由はトレーニングの限界ですか?
年齢に伴う度重なるハムストリングスの負傷と、長年側弯症の身体を極限まで酷使し続けたことによる肉体的負担の蓄積が主な要因です。2017年の世界選手権を最後に、自らの意志でトップレベルのまま第一線を退きました。