経済的な側面も見逃せない。かつて日本の夜間経済は、居酒屋やクラブ、カラオケといったアルコール依存度の高い業態が主役だった。しかし、若年層のお酒離れに伴い、夜の街の経済圏は再編を迫られていた。
そこに登場したのが、小スペース・省オペレーションで高単価を実現する深夜スイーツ店だ。客単価は800円から2,000円前後に達し、滞在時間が比較的短いことから回転率も高い。アルコールを出さないため防犯上のリスクが低く、女性客や一人の客が安心して立ち寄れる空間を作り出しやすい点も強みだ。
自治体や都市開発事業者も、夜間の街の賑わい創出と治安維持を両立させる新たな都市インフラとして、こうした店舗の誘致に熱い視線を注いでいる。