厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の直近数値と比較してみると、日本人とアメリカ人の体格差の真実がより明瞭になります。20〜40代の日本人成人男性の平均身長は約171.5cm、日本人成人女性は約158.0cmです。
つまり、アメリカ人男性と日本人男性の平均身長の差はわずか「約3.8cm」、女性同士の差も「約3.5cm」しかありません。拳半分にも満たないこのわずかな差であるにもかかわらず、なぜ日本人はアメリカ人を「見上げるほど巨大だ」と錯覚してしまうのでしょうか。
上記の比較表を見れば一目瞭然ですが、決定的な違いは「縦の長さ」ではなく「圧倒的な体重差(約23kg)と骨格の厚み」です。アメリカ人成人男性の平均体重は約90kgを超えており、胸郭の厚みや肩幅の広さ、顔の小ささ(頭身バランス)が相まって、数値以上の圧倒的な圧迫感を相手に与えています。この視覚効果こそが、「アメリカ人は180cm以上ある」という先入観の正体です。