60代半ばを迎えた千住明の創作意欲は、衰えるどころかさらなる深化を見せています。劇伴音楽の第一人者としてのポジションを堅持しながら、近年は純音楽(クラシック・現代音楽)の新作発表や、自らタクトを振る指揮活動、オペラ作品のプロデュースなど、活動の裾野を大きく広げています。
教育者としても重要な役割を果たしており、母校である東京藝術大学などで客員教授・特任教授を務め、次世代を担う若手作曲家の育成に情熱を注いできました。アカデミックな音楽理論と商業音楽の現場で培った実践力を融合させた指導は、多くの門下生から絶大な信頼を集めています。
さらに千住明コンサート2026をはじめとするステージ展開も活発です。自身の代表曲をフルオーケストラで再構築するシネマ・コンサートやシンフォニック公演は、チケットの即日完売が相次ぐ人気ぶりを見せています。スクリーン越しではなく、生のオーケストラが放つ圧倒的な音圧で名曲を体感できる貴重な機会として、往年のファンからアニメ・ドラマ好きの若い世代まで幅広い聴衆を魅了し続けています。