極めて高いクオリティを生み出せる2液性レジンですが、万人向けの素材ではありません。作業環境や制作スタイルによって、明確に適性が分かれます。
【2液性レジンを心からおすすめできる人】
- 厚みや奥行きのある立体作品を作りたい人:深さ1cm以上のオルゴナイト、コースター、文鎮、置時計など、重厚感のある作品を目指すには唯一無二の選択肢となります。
- 道具の準備と計量を几帳面に楽しめる人:0.1g単位の計量やカップの移し替え、室温管理など、実験のような几帳面な工程を苦にせず楽しめる人は高確率で美しい作品を完成させられます。
- 作品の単価を高めたいプロ志向の作家:収縮歪みがなく、ガラスと同等の平滑性と高級感を持つエポキシ作品は、クラフトマーケットや展示会でも高単価で取引されます。
【導入に慎重になるべき・おすすめできない人】
- 即日完成させてすぐに使いたい人:「今作って数時間後のイベントで身につけたい」というスピード感を求める場合は、UVレジン一択です。2液性レジンの待機時間は短縮できません。
- 換気ができない生活空間でしか作業できない人:ワンルームの居住スペースや、寝室と同一の空間での硬化放置はアレルギーや健康被害のリスクが高すぎます。
- 小さな子どもやペットと同室で作業する人:誤飲や誤接触の危険性がある環境、あるいは突然の接触を遮断できない環境での取り扱いは避けるべきです。