カニそのものを食べないように気をつけていても、日常生活には多くの罠が潜んでいます。例えば、和食で使われる「出汁(だし)」です。うどんや鍋物のスープに、エビやカニの殻から抽出したエキスが使われているケースは少なくありません。熱に強いトロポミオシンは、加熱調理してもアレルギーを引き起こす力を失いません。
また、かまぼこやちくわなどの「練り製品」にも注意が必要です。原材料表示に「カニ」の記載がなくても、製造ラインをエビ製品と共有している(コンタミネーション)場合があります。外食や加工食品を購入する際は、アレルギー表示を細部まで確認する習慣が不可欠です。