日本市場において、日本法人であるカカオピッコマが運営するピッコマの存在感は圧倒的だ。「待てば無料」という画期的なビジネスモデルを持ち込み、従来のコミックアプリ市場の順位図を瞬く間に塗り替えた。
この変化に対し、日本の歴史ある電子書籍出版業界も静観を決め込むわけにはいかなかった。従来の紙の単行本をそのままデジタル化したデジタルコミックの電子配信だけでは、スマホネイティブな若年層の可処分時間を奪いきれないという危機感が広がったためだ。大手出版社も次々と縦スクロール専門部署を立ち上げ、インディーズ作家の発掘を急いでいる。