市販パーマ落としで失敗する人が続出!チリチリにならない正しい戻し方

市販パーマ落としで失敗する人が続出!チリチリにならない正しい戻し方

市販パーマ落としで失敗する人が続出!チリチリにならない正しい戻し方にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

市販のパーマ落としを選ぶ最大の動機は「コストの安さ」と「手軽さ」ですが、サロンでプロが行うパーマ落としとは根本的な技術的・構造的隔たりが存在します。

美容室におけるパーマ落としの料金相場は、およそ6,000円〜15,000円(カット別・トリートメント込)です。縮毛矯正ほど高額ではないものの、市販品の1,000円前後に比べれば一見高く感じられます。しかし、その金額差には毛髪の寿命を左右する決定的な工程の違いが含まれています。

サロンでのパーマ落としでは、まず担当美容師が「毛先・中間・根元のダメージ履歴(パーマの種類、カラー回数、日常のアイロン熱履歴)」をミリ単位で触診します。その上で、毛先の傷んだ部分にはあらかじめケラチンやCMC(細胞間脂質)などの前処理剤を浸透させて薬剤の吸い込みをブロックし、根元や健康な部分にのみ適切な濃度の薬剤を塗り分けます。

さらにプロは、薬剤が効きすぎないよう「中間水洗」と呼ばれるシャンプー台での薬剤除去や、残留アルカリを無害化するバッファー処理を徹底します。市販のセルフパーマ落としにはこの「減力コントロール」と「薬剤の完全中和」の仕組みが存在しないため、施術後も髪の内部にアルカリが残り続け、数週間かけて徐々に髪がボロボロになっていくのです。安さを優先してセルフで行った結果、最終的に高額なサロントリートメントに通うことになり、結果的に数万円単位の出費を強いられるケースは珍しくありません。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。