東京タワーが見えるホテルを予約する際、多くの旅行者が陥りがちなのが「シティビュー」「高層階指定」という文言だけで安心してしまう落とし穴です。東京都心のホテルでは、同じフロアであっても東西南北の4方角に部屋が配置されており、東京タワーが見える方角(多くは南側〜西側)に面している客室は全体の25〜35%程度に限られます。
現地取材および各ホテルの宿泊約款を確認すると、方角の明記がないプランで「備考欄に東京タワー側希望と書いた」場合、当日の空室状況によるリクエスト扱いとなり、満室時にはタワーと反対側のビル街ビューが割り当てられます。後悔を避けるためには、必ず部屋タイプ名に「東京タワービュー」または「タワーサイド」と明記された東京タワービュー確約プランを選択してください。
また、近年SNSを中心に大きな注目を集めているのがビューバス付き客室です。湯船に浸かりながらライトアップされた東京タワーを独占できる贅沢な仕様ですが、ここにも事前確認すべきポイントが存在します。
- ガラスの結露対策:冬場や湿度の高い日はバスルーム内外の温度差で窓が曇りやすいため、換気設備の性能や曇り止めガラスの有無が視界のクリアさを左右します。
- 入浴時のプライバシーと照明:バスルーム内の照明を全点灯させると、外から見えやすくなるだけでなく、室内の光がガラスに反射して夜景が見えにくくなります。調光機能を使って照明を落とす工夫が夜景の鮮明度を高めます。
- 浴槽からの視界アングル:浴槽に浸かった状態でタワーが見えるのか、洗い場に立たないと見えない設計なのか、宿泊記ブログの口コミ評判や客室レイアウト図で事前に導線を把握しておくことが肝要です。
特にザ・プリンスパークタワー東京の「プレミアムクラブルーム」やアンダーズ東京の「タワービュールーム」に設置された深めのバスタブは、目線の高さに夜景が広がる計算された設計となっており、高い評価を得ています。