時が流れるのは早い。成長期の訪れは、子役にとって最大の試練であり、同時に最大の転機となる。数年後、視聴者を驚かせたのは彼のフィジカルな変貌だった。声は低くなり、身長はグングンと伸び、肩幅もしっかりとした青年の体躯へと変化していった。
「あの心くんが!?」――ネット空間は狂喜と驚嘆で湧き立った。かつてのCMで見せた「かわいらしさ」とのギャップが、新たな魅力を生み出したのだ。多くの幼少期タレントが直面する「イメージの脱却」という高いハードルを、彼は自身の自然な成長そのものをエンターテインメントへと昇華させることで、いとも簡単に飛び越えてみせた。