生け花とは何か?三大流派の違いから初心者の費用まで徹底解説

生け花とは何か?三大流派の違いから初心者の費用まで徹底解説

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生け花を始めるにあたり、高価な道具を最初から一式買い揃える必要はありません。初心者向けの基本セットは、花鋏(はなばさみ)・花器(水盤など)・剣山(けんざん)の3点のみで十分スタートできます。

生け花の道具(初心者向け)として最も重要なのは花鋏です。一般的な工作用ハサミと異なり、植物の導管を押しつぶさずにスパッと切断できる刃付けが施されており、花の「水揚げ」を長持ちさせるために欠かせません。数千円程度の手頃な蕨手(わらびて)型と呼ばれる伝統的な形状のものが扱いやすくおすすめです。

剣山の正しい使い方とグラつかない固定のコツ

小原流をはじめとする盛花で多用される剣山は、扱い方に一定のコツがあります。花材を安定して固定するためには、以下の手順をマスターしておきましょう。

  • 斜め切りと垂直挿し:太い茎は断面を斜めにカットしてから、まず針に対して垂直にぐっと押し込み、その後好みの角度へとゆっくり傾けます。最初から斜めに刺そうとすると針が曲がったり茎が裂けたりします。
  • 細い茎・柔らかい茎の工夫:草花などの細い茎は、同種の余った茎や短い枝を添え木のように巻き付けたり、茎の中に別の細い枝を差し込んで補強してから針に刺します。
  • 水深の管理:剣山の針の頭がわずかに隠れる程度の水を張るのが基本です。水が深すぎると茎が腐りやすくなり、浅すぎると給水が追いつきません。

役枝の黄金比率と花材選びのポイント

生け花には、全体の骨格を作る主要な3本の枝(流派によって「真・副・控」や「主・副・客」などと呼称)が存在します。最も長い主枝を「器の幅+深さの1.5〜2倍」程度にとり、2本目をその約4分の3、3本目を約2分の1の長さに整えることで、どのような花材でも美しい不等辺三角形の立体バランスが生まれます。

生け花の花材の選び方では、主役となる華やかな花だけでなく、季節を先取りする枝もの(桜、柳、紅葉など)や、足元を引き締める面のある葉もの(ギボウシ、ドラセナなど)を組み合わせるのが基本構成のコツです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。