頭と頭が激突する相撲において、最も恐れられる負傷の一つが脳震盪です。下顎に突き上げられるような衝撃が加わると、頭蓋骨の内部で脳が揺さぶられ、深刻なダメージを負うリスクが生じます。マウスピースを装着して上下の歯列をしっかりと固定することで、顎関節への衝撃を緩和し、脳へ伝わる振動エネルギーを大幅に分散・吸収させることが可能になります。
さらに、目に見える負傷として頻発するのが力士の歯の破折や口腔内の裂傷です。立ち合いの衝撃や相手の強烈なおっつけ、喉輪によって前歯が折れたり、唇の内側を深く切って大出血を起こす事例は後を絶ちません。カスタムメイドのマウスガードは、こうした歯や粘膜の重傷化を防ぎ、休場リスクを最小限に抑える頼もしい防具として機能しています。