インターネットの検索サジェストで浮上する「遊食酒家笑楽 閉店 理由」という不穏なワード。お気に入りの酒場を探すユーザーにとって最も気になるこの噂ですが、結論から言えば完全な閉店・廃業ではありません。この誤解が生まれた背景には、店舗の大規模な移転とコロナ禍における一時的な営業制限が複雑に絡み合っています。
かつて勝山町・八坂通り界隈で営業していた同店は、利便性の向上とフロア拡張を目的に松山市三番町通り沿い・ホテルチェックイン松山隣の1階へと移転を果たしました。移転作業に伴う一時的な休止期間や、感染症拡大防止に伴う「まん延防止等重点措置」期間中の営業時間変更が重なった時期があり、グルメサイトや地図アプリ上で「掲載保留」「休業」の表記が出たことが、ネット上で「閉店してしまったのではないか」という憶測を呼んだ主因です。
現場の足取りを追うと、感染対策期間が明けたタイミングで古くからの常連客が「電話やWebでは話せない大切な対話のために、久々に笑楽へ足を運んだ」と証言している記録も確認できます。ビジネスホテルに隣接する路面店という抜群のロケーションを得たことで、現在は地元客だけでなく、松山に出張で訪れる宿泊客の駆け込み寺としても機能しており、力強く暖簾を守り続けています。