多くの来場者が最も不安を覚えるのが、「現金の持ち合わせがなくても、スマホ決済やICカードで入場できるのか」という決済方法の境界線です。結論から言えば、新宿ReNYでは公演や入場口の運用形態によって現金のみの対応となるケースが今なお頻発しています。
近年、都内の大型ライブハウスやZepp系列などでは交通系ICカード(Suica、PASMO等)でのドリンク代支払いが標準化されつつあります。新宿ReNYにおいても設備上は非接触決済端末の配備が進められているものの、入場時のスピードを最優先する現場オペレーションの都合上、「入場時のドリンク代徴収は現金決済を優先・限定」とする公演が珍しくありません。
現場スタッフの証言や実際の入場動線検証によると、開場から開演までのわずか30〜45分間で数百人規模を会場内へ送り込む際、通信ラグや端末のエラーが発生しやすいQRコード決済やクレジット決済は、入場列を詰まらせる最大のボトルネックになります。そのため、「現金手渡しであれば1人あたり約2秒でチケットをもぎり、ドリンクコインを渡せる」という理由から、あらかじめ「ドリンク代は現金600円をご用意ください」とアナウンスされる現場が主流です。
万が一「完全キャッシュレス生活だから現金を持っていない」という状態で西新宿のアイランドタワーに到着してしまうと、入場列を一度離脱して地下のコンビニやATMまで現金を下ろしに行かなければならず、整理番号順の入場権利を棒に振るリスクを背負うことになります。