SNSやネット掲示板、Q&Aサイトを調査すると、ミルメークを作ったユーザーから「給食の時より薄くて美味しくない」「底に茶色い塊が残ってしまい、最後だけ激甘になった」という投稿が散見されます。この失敗には、自宅で作る際ならではの2つの明確な理由があります。
原因1:目分量による「マグカップの容量オーバー」
給食で飲んでいた瓶牛乳や小型紙パックは、すべて厳密に200mlサイズでした。しかし、一般的な家庭用の陶器製マグカップの満水容量は280ml〜350ml程度あります。
普段の感覚でマグカップの8分目まで牛乳を注いでしまうと、実際には約240ml〜260mlの牛乳が入っているケースがほとんどです。この状態でミルメーク1袋を入れると、水分量が20%〜30%も過多となり、結果として「なんだか水っぽい」「味が薄い」という残念な結果を招いてしまいます。計量カップを使わない場合は、「マグカップの6分目(半分より少し上)」を目安に注ぐのが適量です。
原因2:冷たい牛乳に粉末を直接落とす「後入れ沈殿」
給食現場の観察データや愛飲者の証言によると、粉末ミルメークを冷蔵庫から出したての冷たい牛乳(5℃前後)に上から振りかけると、表面張力と油脂分によって粉末がダマになり、そのまま底へ沈んで固まってしまいます。瓶牛乳のように細い口から粉を入れて振れる容器ならまだしも、底の広いグラスやマグカップでかき混ぜるだけでは、底の角に粉が貼り付いて完全に溶かすことが困難になります。