ネット上の情報や広告には、一部誤解を招くような表現も散見されます。代表的な盲点を2つ整理しておきましょう。
誤解①:「つけ放題メニューなら本数が多いほどお得である」
自まつげの本数や毛周期は人それぞれであり、成人女性の自まつげは片目で約100本〜150本前後です。そのうち、エクステを安全に装着できる「成長期の健康なまつげ」は片目あたり60〜70本程度に過ぎません。無理につけ放題で産毛や休止期の毛にまで160本以上装着すると、自まつげごと抜け落ちてしまい、将来的にマツエクを続けられなくなるリスクを高めます。
誤解②:「本数が少ないと持ちが極端に悪くなる」
「80本だとすぐに取れてスカスカになる」と思われがちですが、自まつげにジャストフィットした太さと長さのエクステを適正本数装着した場合、まつげにかかる負担が少ないため、毛周期による脱落スピード自体は穏やかになります。隙間が気になりやすい場合は、3週間に一度80本をリペアする方が、常に美しい毛並みを維持できます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
目元の状態や生活習慣から導き出される、本数別の明確な適性判断基準は以下の通りです。
【80本〜100本が向いている人】
・マツエクが初めてで、周囲に気づかれない自然な変化を好む方
・普段のベースメイクが薄く、すっぴんで過ごす時間が多い方
・自まつげが細く、ダメージを最小限に抑えたい方
【120本〜140本が向いている人】
・マスカラやアイラインを毎日しっかり引いており、朝のメイク時間を劇的に短縮したい方
・写真撮影や対面接客などで、華やかさと品のある目力を両立させたい方
・フラットラッシュを用いて自まつげへの負担を抑えつつ濃さを出したい方
【160本以上を慎重に検討すべき人】
・まぶたが重めの一重・奥二重の方(影が白目にかかりやすいため)
・自まつげが痛んで弱っている方(本数よりもトリートメントやまつげパーマとの併用を推奨)