近年の原作・アニメ展開において、横溝重悟の人気を決定的なものにしたのが、神奈川県警交通部第三交通機動隊の小隊長・萩原千速との関係性です。千速は、かつて爆政処理班で殉職した萩原研二の実姉であり、松田陣平とも深い絆で結ばれていた美貌の白バイ隊員です。
原作101巻(アニメ1077-1079話連動エピソード)で初登場を果たした千速に対し、重悟は露骨なまでに好意を抱いている様子が描かれます。特にファンの間で大きな反響を呼んだのが、単行本第102巻・アニメ1115-1116話「千速と重悟の婚活パーティー」です。
千速が友人の付き合いで婚活パーティーに参加することを知った重悟は、自らも会場に潜入。事件解決後、千速に対して「俺にしとけばいいじゃねえか」と言わんばかりの不器用かつ直球なアプローチを仕掛けます。これに対し千速は、過去の喪失を抱えながらも重悟の男気と優しさを十分に理解しており、からかうような笑顔で応じるという、極上の大人の掛け合いを披露しました。
「強面の敏腕警部」が見せる純情で一途な横顔と、ハードボイルドな過去を背負う美女白バイ隊員のコンビネーションは、従来のコナン作品における青春恋愛模様とは一線を画す「大人のロマンス」として、SNSを中心に爆発的な支持を集めています。