設楽夫妻の揺るぎない絆を語る上で欠かせないのが、2007年3月に発生した自宅マンション全焼火災事故です。
TBS系『ザ・イロモネア』の番組収録直前、設楽さんの自宅が火災に見舞われ、部屋や家財道具、思い出の品の多くが灰燼に帰しました。当時、現場に駆けつけた設楽さんは茫然自失となりましたが、その場にいた妻・路子さんはパニックに陥るどころか、設楽さんの顔を見るなり「怪我がなくて本当によかった。命があるんだから、またやり直せばいいじゃない」と冷静に声をかけたといいます。
妻の圧倒的な器の大きさに救われた設楽さんは、その直後のテレビ収録に焦げた携帯電話を持参して出演し、自らの不幸を笑いに変えてスタジオを沸かせました。ピンチをチャンスへと転換させたこのエピソードは、路子さんの精神的な強さと、設楽さんへの絶対的な信頼関係を象徴する出来事として語り継がれています。