2026年の栄養生化学分野でひときわ注目を集めているのが、お米を冷ますことで増加する「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」の働きです。炊きたてのご飯を一度冷ますと、デンプンの分子構造が変化し、小腸で消化されずに大腸まで届く食物繊維のような性質へと変化します。
このレジスタントスターチを豊富に含む冷やご飯には、通常の白米と比べて次のような大きなメリットがあります。
・小腸での糖質吸収が穏やかになり、食後の血糖値急上昇を抑制する
・大腸内の善玉菌によって発酵され、脂肪燃焼を促す「短鎖脂肪酸」を大量に生成する
・胃腸内をゆっくり移動するため腹持ちが持続し、間食の防止につながる
お弁当のご飯やおにぎりなど、常温から冷めた状態のお米を上手に食事へ組み込むだけで、摂取カロリーの実質的な吸収率を抑えつつ、腸内環境を整えて代謝をブーストさせることが可能です。