住宅で採用されている壁スイッチにはいくつか代表的な規格があり、タイプごとに故障時の症状や交換パーツが異なります。
住宅用配線器具で国内圧倒的シェアを誇るパナソニックコスモシリーズ交換では、操作面が広い「ワイド21」と呼ばれる大型ハンドルが主流です。このタイプは外側の押しボタン(ハンドル)の裏側にある小さな突起が折れて押し込めなくなるケースと、奥にある本体スイッチが故障するケースの2種類があります。突起破損だけであれば無資格でもハンドルパーツの付け替えで直る場合がありますが、奥のスイッチが反応しない場合は本体一式の交換が必要です。
消灯時に小さな緑色LEDが点灯するホタルスイッチバネ故障では、バネの摩耗と連動して内部のネオンランプや基板回路に負荷がかかり、ランプが点滅を繰り返したり、完全に不点灯になったりする複合トラブルが目立ちます。換気扇などで使われる「パイロットスイッチ(点灯時に赤色点灯)」も同様の内部機構を持っています。
築年数の古い住宅に多い昔ながらの小さな「フルカラーシリーズ」や単一回路を操作する標準的な片切スイッチ(1か所で入切するタイプ)では、バネが劣化すると「ジジジ」という異音とともに照明がチラつく現象が現れやすく、速やかな器具更新が求められます。