ネット上の掲示板やSNSでは、過去に「本当に自力で卒業したのか」「出席日数が足りていたのか」といった根拠のない憶測が飛び交った時期もありました。しかし、現場を共有していた当時の明治大学の学生たちから発信された声は、そうした疑惑を完全に一蹴するものでした。「製図室の明かりが朝までついていて、中を覗くと伊野尾くんが目の下に隈を作りながら模型を切っていた」「講義の最前列で真面目にノートを取っていた」といった具体的な証言が数多く寄せられています。
そして最大の驚きとなったのが、2024年に出演したバラエティ番組内での告白でした。伊野尾慧は「実は公表していなかったけれど、大学院も2年で卒業した」とさらりと明かしたのです。世間では学部卒業の事実のみが広く知られていましたが、彼は多忙を極める20代半ば、誰に誇示することもなく研究機関に籍を置き、さらなる専門性を深めていました。
なぜ大学院進学を長らく大々的にアピールしなかったのか。そこには、「学歴を売名や話題作りの道具にしたくない」「純粋に学びたいから通っている」という、伊野尾慧の誠実なパーソナリティが表れています。肩書きだけを消費するのではなく、自らの血肉として学術を修める姿勢は、ネット上でも「真の努力家」「尊敬に値する」と賞賛を浴びました。