ディープボンドの挑戦は国内にとどまりませんでした。2021年と2022年の2度にわたり、世界最高峰の舞台であるフランス・凱旋門賞(G1)へと遠征を敢行しています。
特に鮮烈な記憶として残っているのが、2021年の前哨戦フォワ賞(G2)の鮮やかな逃げ切り勝ちです。武豊騎手を背に、名だたる欧州馬を相手にロンシャン競馬場の重馬場を力強く逃げ切った走りは、世界中に日本のステイヤーの底力を知らしめました。
本番の凱旋門賞では欧州特有の極悪馬場に苦杯を舐めましたが、海を渡って未知の環境に果敢に挑んだ経験は、ディープボンドという競走馬のスケールをさらに大きなものにしました。