全国の小中学校におけるミルメークの導入実績を調査した2026年最新の最新データによると、都道府県ごとの採用率には巨大な開きがあることが判明した。発祥の地である愛知県をはじめとする東海エリアや東北・甲信越地方では、現在も8割を超える自治体で定期的に提供されている。これに対し、東京都区部や大阪府、神奈川県などの大都市圏における公立小中学校での導入率は、わずか1割未満という極端な低水準にとどまっている。
なぜこれほどまでの格差が生まれたのか。最大の要因は、地方自治体や各教育委員会が主導する独自の献立作成方針にある。栄養バランスを厳格に管理する現場において、「白牛乳そのものを味わうべき」とする指導方針をとる地域では、ミルメークは一切導入されてこなかった。一方で、児童のカルシウム摂取不足や牛乳の残食(飲み残し)対策に悩む地域では、救世主として重宝されてきた歴史がある。