黄身が2つ!双子の卵(二黄卵)の確率と縁起・安全性まで徹底解剖

黄身が2つ!双子の卵(二黄卵)の確率と縁起・安全性まで徹底解剖

黄身が2つ!双子の卵(二黄卵)の確率と縁起・安全性まで徹底解剖にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

SNSやネット掲示板などで定期的に話題を集めるのが、「10個入りの卵パックを買ったら、割る卵割る卵すべてが双子だった」という驚きの報告です。「数千分の一の確率が10回連続で起こるなんて、天文学的な確率ではないか」と騒がれますが、これには明確な産業構造上の理由が存在します。

前述の通り、二黄卵を産むのは産卵を開始したばかりの同一ロット(同時期に導入された若鶏の群)です。養鶏場では数万羽単位の鶏が一斉に飼育サイクルに入り、同じタイミングで産卵初期を迎えます。これらの卵が一度に集卵され、サイズ別の自動選別機に流された際、重くて大きい二黄卵ばかりが同じ「LLサイズレーン」や「規格外レーン」に一極集中して集まることになります。

その結果、特定のパックに二黄卵だけが連続して詰められる現象が発生します。単独の出現確率は極めて低いものの、ロット単位・サイズ別充填のプロセスを経ることで、1個目が双子だったパックは「2個目、3個目も双子である確率が飛躍的に跳ね上がる」というわけです。決して不正や異常な薬剤投与によるものではなく、近代的なパッキング工場の選別フローが生み出す合理的な必然といえます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。