ヒットの萌芽はどこから生まれ、いかにして世代の壁を越えていったのか。ここ数年の話題のキャラクター経緯まとめを時系列で辿ると、明確な2段階の拡散構造が見えてくる。
第1フェーズは、スマートフォン上で完結するSNS発バズりキャラクターの爆発的な拡散だ。ナガノ氏や可哀想に!氏といったクリエイターが、TwitterやInstagramに投稿した1コママンガや数秒のアニメーションが、アルゴリズムの波に乗って拡散。深夜帯の労働に疲れた独身層やZ世代のタイムラインに直接届き、まず大人の間で火がついた。
第2フェーズとして注目すべきが、そこからのファミリー層および若年層への逆流現象だ。小学生女子人気キャラクター真相を探ると、テレビ東京系のアニメ放映やYouTube Shorts、TikTokでの音源トレンドが決定打となっている。学校の休み時間にはキャラクターのセリフやポーズを真似ることがステータスとなり、親子でファンブックやステーショナリーを買い求める循環が完成した。大人が先導し、子どもが追従するという逆転構造が、ブームの息の長さを支えている。